ご案内
この旅行だけで、彼らが夢に向かつて歩いて行く人間になるとも思っていない。
確かに彼らの胸に、小さな種だけは植えることができたかな、とWは思う。
最終日、午前5時起床。
無風。
天に感謝、この日は十勝ネイチャーセンターで気球乗り。
皆初めての経験にわくわくどきどき。
次空に上がっていく子どもたちの美しい笑顔を忘れまいとWは、心のカメラのシャツターを何度も押し続けた。
子どもはだれでも自ら、人として成長し、良くなろうとしている。
そうした環境を作り、きっかけを作り出すのが教育の役割だ。
Wはあらためて確信した。
北海道から帰って3日目、参加した子どもとその両親から、感謝の手紙が届いた。
「出掛けるまでは、初めて乗る飛行機、初めて会う人たちのことなど、不安でいっぱいのようでした。
戻ってきた娘は、楽しかったこと、おいしかった食べ物の話、新しくできた友達のこと、話が止まらないほど感動したようです。」
校長先生から聞いた命の大切も話してくれました。
この体験が、これからの娘の人生の中に、生かされ役立っていくこと「心の中ではまだ、どきどきしています。
人を思いやる心、命の大切さは、まだ分からないけど、とても大事な言葉だと思いました。
自分でも、とても貴重な体験をしたと思います」99年に開いた1回目は、事故保険などの関係で対象児童をWと関連会社の子弟に限った。
2000年は参加希望者を一般募集し、ざらにスタッフにもW管理職を動員するなど規模を大きくして開く予定でいる。
H海道自然学校を開催するにあたりWは、社内報「体の重い亀」(99年6月25日号)で、自らの教育論を披露、社員の理解と賛同を求めた。
本来、教育のあるべき姿と役割について熱っぽく語っている。
長文になるが、その全文を以下に紹介する。
将来の夢は何かと問われれば、「世界中に学校を作りたい」と私は答える。
「2010年1千店」や「2020年1兆円グループ」は、「ビジョン」であって「夢」ではない。
その夢の第一歩を、今年の夏から踏み出そうと思う。
0と1の間は、1と朔の間より広いと私は思う。
最初の一歩を踏み出すことは、それほど価値がある。
その一歩が次の一歩を生み、その積み重ねのみが「夢」を実現させるからである。
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